2018/03/02 11:12
冷えとり健康法。
ご存知ですか?
「冷えとり健康法」は、愛知県の医師・進藤義晴先生が提唱された健康法です。
冷えは万病の元。
と言われるとおり、すべての不調は冷えから始まるとして、主に下半身の冷えを解消することで体質を改善する健康法です。
ここでは、「冷えとりって、なあに?」という方のために、冷えとり生活8年の店長・みやぐちが、「冷えとり」について書いていきたいと思います。
尚、「もっと詳しく知りたい!」「もっと本格的にトライしたい!」という方は、進藤先生の著書「新版 万病を治す冷えとり健康法」(農文協)をお読みいただけたらと思います。
「冷えている」状態というのは、単に冷たいとか、寒がりという意味ではありません。
下半身が冷たく、上半身が熱い状態。
これが「冷え」ている状態です。
冷えとりの基本は、下半身を温めて、上半身を冷やすこと。
怒っている人のことを「頭に血が上っている」と表現することがありますが、まさに「冷えて」いる状態もそんな感じ。
気や熱が上に上がり、体の奥には冷えが溜まっています。
生足にサンダル。上半身は何枚も重ね着。
ミニスカートや、ダウンジャケットなど、おしゃれな服装の中には「冷え」を招きやすいものもあります。
また、冷える食品(陰性食品)をとりすぎても冷えますし、タバコやコーヒーなどの嗜好品のとり過ぎも体を冷えやすくします。
そして、意外なことに、心の乱れも「冷え」を招きます。
イライラ、メソメソ。
ネガティブな思考に傾きやすい人も、冷えやすい人なのです。
そして、冷えが慢性化して、深刻になると、ゆくゆくは「病気」として現れるようになります。
自然治癒力が弱まりますので、風邪などを引きやすくなったり、疲れやすくなったり。
また、もっと深刻な病気の要因にもなります。
*具体的な病気への対処法は、詳しくは進藤先生の著書をお読みください。
・免疫力が上がって風邪をひきにくくなる
・自立神経が整い、つかれにくくなる
・やる気が満ち溢れてくる
・便秘など、慢性的な体の不調が改善する
・むくみが取れ、下半身がほっそりする
・痩せ体質になる
「冷えとり」は、「冷え」をとることで、その人が本来持っている体の力を目覚めさせてくれます。
本来のあなたらしい生き方もできるようになってきます。
「冷えとり」初心者さんが手軽にはじめられる「冷えとり」は2つ。
*半身浴をする
*下半身を温める
まずは、この2つから始めてみると、手軽に「冷えとり」の効果を知ってもらえるかもしれません。
浴槽に37度程度のぬる目のお湯をはり、みぞおちから下だけお湯につかるようにします。
みぞおちから上と腕はお湯から出すようにして、「頭寒足熱」の状態を作ります。
できれば、20分以上、入ります。
浴槽につかれない・・・
半身浴ができない・・・
という人は、足湯だけでもかまいません。
足をお湯に浸して温めて、同じように「頭寒足熱」の状態を作ってください。
有名なところだと、靴下の重ね履きです。
締め付けのない、天然素材の靴下を基本4枚(シルクと綿)重ね履きをします。
「冷えとり」用靴下というのがネットでもたくさん売られていますので、手軽にはじめやすいと思います。
でも、まずは、手持ちのもので始められないかな・・・?という方は、もちろん手持ちのものでも大丈夫!(あくまで私個人の見解です)
手持ちのものでスタートするコツ
・肌に直接触れる素材は、天然素材にする。
・できれば、一番最初は5本指の靴下を履く。そこに先丸の靴下を重ねていく。
・4枚が厚いと感じる方は、2枚から始めてもOK!
たとえば外出時は2枚・・・家にいるときはそこにレッグウォーマーや毛糸の靴下、ルームシューズを重ねるなど、ぜひ工夫してみてください。
・靴下だけでなく、パンツやスカートの下にレギンスを重ねてみるなど、おへそから下を温かくする工夫をしてみてください。
・おへそから上は薄着にして「頭寒足熱」の状態を作る。
・できるだけ、体を締め付けないアイテムを身につける。特にそけい部を緩めておくと「冷えとり」効果が上がります。
足元を温めることからスタートする「冷えとり」ですが、もし「もっとやってみたいな・・・」と思ったら、是非「布ナプキン」にもチャレンジしてみてください!
「冷えとり」は、下半身を温めることが重要ですが、女性の場合は子宮を温めることで体質改善効果がUPします!
自分の体をいたわる心が育つ布ナプキン!
よかったら、「冷えとり」生活と合わせて試してみてください☆
ぬのなっぷん
冷えとり本舗の布ナプキン「ぬのなっぷん」。 今治タオルで有名な愛媛県今治産のオーガニックコットンパイル生地を贅沢に使った、温かくて体に優しい布ナプキンです。